営業やって6年になるんですけど、マッチングアプリって営業とほんまに構造が似てると思うんですよ。

出会えてない人を見てると、商談で空回りしてる新人と同じパターンに見える。自分の話ばっかりする、相手が欲しいものを考えてない、動かずに待ってる。これ、そのままアプリに置き換えると「いいねが来るのをただ待ってる」「メッセージで自分の趣味を長々と書く」「いつか会いましょうと言って誘わない」になる。私自身、アプリを使ってたときに思い当たる節があったので、今回は正直に書きます。

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プロフィール写真と自己紹介文が9割決める

営業で最初の電話をかけた瞬間に、相手の声と話し方で「この人と話したいか」が決まることがある。アプリのプロフィール写真は、それと同じ。開いた瞬間の印象で「スワイプするかどうか」が決まってる。

私がやらかしたのは「夜、部屋で自撮り」。暗い、ぼやける、なんか生活感が出る。送った件数の割に全然マッチしなくて、友人に写真を見せたら「なんか暗いね」と一言。屋外で日中に撮った写真に変えたら、数字が変わった。これは本当の話。サングラスかけたままの写真を代表にしてる人もいるけど、相手は「どんな顔の人か」を最初に確認したくて見てるから、顔が隠れてたら判断できない。写真は3枚以上、趣味の場面・日常の場面・笑顔の場面と揃えると「実在感」が出る。

自己紹介文の話もここでしておく。私が見てきた中で「読んでもらえない自己紹介」に共通するのは、「相手に質問していない」こと。「映画が好きです。旅行も好きです。よろしくお願いします」という文章は、相手が返したくても「で、何を返せばいいの?」となる。営業の提案書でも「私たちはこんな会社です」だけ書いて終わると相手は「で?」となる。大事なのは「相手が動けるきっかけを用意する」こと。自己紹介文の最後に「○○が好きなんですけど、あなたはどうですか?」という一言があるだけで、返しやすくなる。

メッセージで返信が止まる原因と、誘うタイミング

マッチングしたのに返信が途切れる、というのもよく聞く。原因はだいたい2パターンある。一つは「最初のメッセージで質問を複数ぶつける」。「趣味は何ですか?どこに住んでますか?仕事は何をしてますか?」みたいなやつ。3つ聞かれたら3つ全部答えなあかんから返す気力が要る。一個だけ、相手のプロフィールから拾った話題で送る方が、はるかに返信が来やすい。もう一つは「自分の話を続けすぎる」。会話はキャッチボールやから、相手が話せるスペースを作るのが大事。

誘うタイミングも大事で、私は3週間メッセージを続けてから誘ったら「ちょっと今は忙しくて」と流された経験がある。長くやりとりしてから誘う方が関係が深まってから誘えると思いがちやけど、実際は逆で、長くなるにつれて相手の気持ちが「話し相手」になっていく。ある程度の手応えを感じたら早めに誘う方がいい。「いつか会いましょう」だと動けない。「来週の土曜、昼ごはん一緒にどうですか」くらい具体的に出した方が、相手も判断しやすい。これは営業の商談を取る電話でも全く同じで、「ご都合のよい日はいつですか」より「来週の火曜か木曜、いかがですか」の方が返事が来やすい。

アプリ選びと、動き続けることの話

アプリによって「集まっている人の目的」が違う。真剣に交際相手を探している人が多いサービス、カジュアルに話せる人を探しているサービス、それぞれある。自分の目的と合ってないアプリを選ぶと、ちゃんとやってるのに全然合わない、という結果になる。まず「自分が何を求めているか」を決めてから、そこに合ったサービスを選ぶ方が効率がええ。最初から有料プランに課金する必要もなくて、無料プランでどんな反応が来るかを確かめてからプロフィールを調整して次に進む、というやり方の方がコスパがええと思う。

まず一歩動いてみるなら、Pairsは会員数が多くて始めやすい。

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アプリで出会えてない人の多くは、能動的に動けてない。いいねを待ってる、誘われるのを待ってる、写真を直す一手間を省いてる。営業でも、電話しなかったら商談は来ない。動いた数だけ確率は上がる。プロフィール写真を整えて、相手のプロフィールを読んでメッセージを送って、タイミングを見て誘う。これを続けてたら、今より確実に結果は変わる。

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